蜘蛛の作った昆虫標本 9/5
アミダテントウ 9/5
クヌギの葉の上で 9/3
カネタタキ(鉦叩) 8/29
クロバネセイボウ 8/28
マンネンタケ3 8/27
トモエガ他 8/24
オビヒトリ 8/21
アオサギ他 8/18
タンボコオロギ 8/16
夕暮れ、捕まえたカエルをズボンのポケットにつっ込んであぜ道を走った、子供のころの記憶がよみがえってくる。田園風景、セミの声、くぬぎの木。まわりのすべてが郷愁をさそう。ここはできるだけ「自然を残す」形で開発整備された公園である。
公園計画が始まったのが1973年。1986年に港南区側から公園整備工事がはじまり、1996年に全面オープンした。広さは28.5ヘクタール。開園当時は雉や野ウサギなどもいたらしい。いまでも野鳥は豊富で、渡りの始まるころには県外からも珍しい鳥を求めてバーダーが集まって来る。
メタリックブルーの翅を持つ蝶々、木の幹にまとわりついた何千匹ものミツバチ、体をくねらせると蛇のように見える奇妙な鳥、赤い鳥、青い鳥、黄色い鳥。そんな小鳥たちを遥か上空から狙っているオオタカ。公園の脇を流れる小川ではイタチが魚獲り。つまりここは住宅街に最も近い野生の王国なのであった。からだの隠れたところにあるホクロみたいに、地球も知らない小さな小さな秘境と言うところだ。
舞岡公園のなりたちについてもっと詳しく知りたい方には
「里山公園と市民の森づくりの物語」浅羽良和著
が参考になると思います。
*それから、このサイトに掲載されている私の撮った写真、イラストなど、よろしければどうぞご自由にご利用ください。