毎年今頃になると秋の味覚を求めて現れるヤマガラ。ヤマガラは渡り鳥ではないけど、ヤマガラの三拍子の鳴き声は秋を連れて来るような感じだ。ついでに他の鳥たちも連れて来る。
ヤマガラはエゴノキの実が大好物で、このエゴノキの実の皮の部分は有毒だが、嘴でつついて殻を割り、ちゃんと中の種だけを取り出す。種を取り出すのにかかる時間は3〜5秒くらい。そしてほとんどの場合、その種はその場で食べずに嘴に挟んで暗い藪の中に持ち帰る。ヤマガラには食料を貯蔵する習慣があると言う。何度もエゴノキと藪の間をせっせと往復していたのは食料を運んでいたためだ。一方、ヤマガラのおかげでエゴノキはその分布を広げることが出来るってわけか。2007/11/3 09:14
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