
椎の実をむしりとって半ズボンのポケットに詰め込み、ポリポリ食べながら仲間と作戦を練った。殻を割って生のまま食べる、これが旨くて止まらない。今ならビールのつまみに最高だと思うが、それから50年以上食べたことがなく、味さえ正確に思い出せない。
ドングリとはドングリのような形をした木の実の総称らしい。椎の実もドングリだが、ずいぶん小さい実だった記憶がある。秋になって、公園は木の上も地面もドングリが散らばっている。その先っぽに触れたくなる、肌つやもよく、おたがいにそっぽを向いた青いドングリ。
そこで働いているアリは、葉の上にいるアリマキ(小さいのでわかりにくいが)を求めてはるばる地上から登って来たのだ。
2017/9/3 9:51 OLYMPUS E-M1 Mk2 M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO, f/9 1/250 ISO1250
