
公園の木の枝より屋根の上のアンテナのほうが好きになったジョウビタキであったが、近頃ケーブルテレビとか光テレビの普及のためアンテナが少なくなってきたため、公園に帰ってきた模様。
メスのジョウビタキが紅い実をたらふく食べてぼんやりしていたところに、天敵であるあの恐ろしいモズが飛んできた、が、モズはジョウビタキが目に入らなかったのか、無意識に偶然同じ枝の隣にとまったのである。すぐにお互いの存在に気がついたが、あまりにもニアミスだったので、モズも襲う距離とタイミングを失い、双方ともどうしてよいかわからず、ほんの1秒くらい顔を見合わせ、一拍置いてジョウビタキとモズは声も立てずに異なる方向へ飛んでいった。偶然となりに座ったのがモズでなくオスのジョウビタキだったら良かったのにね。この世で一番肝心なのはステキなタイミングだ。
18/11/26 9:37 OLYMPUS E-M1 Mk2 M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO, f5.6 1/350 ISO800 -0.5
