秋が色づき始めた。シジュウカラの巡礼のあとに、メジロの大群が風のように小梢をすり抜けて行った。二羽のエゾビタキは朽ちた枯れ枝に陣をとると、しばらくの間、忙しく急降下、旋回、上昇、時々ホバリングを繰り返していた。フライキャッチャーと呼ばれる彼らにとって、空中に浮遊する小さな虫を捕獲するのはお手の物。食餌を楽しんでいるようだ。三羽目のキビタキが現れると攻撃を仕掛けるシーンが見られた。
この日エゾの他にコサメビタキの姿もちらほら。キビタキの目撃情報もあり、今季もそこそこサステーナブルな鳥の楽園が期待できそうである。
22/10/3 9:55 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO with MC-14, f5.6 1/640 ISO320