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チュウゴクアミガサハゴロモ

 今日、蜘蛛さんが展示してくれた開翅標本は、海外からやって来てその数を増やしつつある例のハゴロモの一種だ。しばらく名無しの権兵衛だったが、最近チュウゴクアミガサハゴロモと命名されたらしい。在来種のアミガサハゴロモとよく似ているが、この開翅標本によって両者の違いが良く理解できる事だろう。
 下の写真はたまたま同じ木にいたチュウゴクアミガサハゴロモ(左)とアミガサハゴロモ(右)である。最近アミガサハゴロモをあまり見なくなった。チュウゴクアミガサハゴロモの圧力を受けて数を減らしているのかも知れない。一般的にこの世界では在来種の方が弱いのでちょっと心配である。なるほど、力による一方的な現状変更をするから、チュウゴクアミガサハゴロモと名づけたと言うわけか。

上の写真データ:24/9/7 7:11 OLYMPUS TG-6, 8mm f4 1/500 ISO250 w/Flash

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チュウゴクアミガサハゴロモ
アミガサハゴロモ