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クサグモ

 明け方の濃い霧に晒され、蜘蛛の館はハイターしたパンツのように真っ白になった。この蜘蛛はよく見かけるクサグモと言うやつだろう。身体が赤いから最近孵化したまだ若い個体と思われる。成長すると地味で色気の無いいかにも蜘蛛らしい色になる。クサグモの巣は縦の糸、横の糸を規則正しく編んで空中に同心円状の捕虫網を形成するのではなく、棚網と呼ばれる葉っぱに綿菓子を吹き付けたような、カラタチやヒイラギなどの生垣によく見られる規則性のない巣を作る。ふだん木々にべたべたひっついて景観を損ねる蜘蛛の巣も霧の朝にマクロレンズを通して見ると別世界だ。  

20/5/5 6:17 OLYMPUS E-M1 Mk2, M.ZUIKO ED 60mm F2.8 MACRO, f2.8 1/125 ISO500 +1.5EV

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