舞岡公園を歩く> 2021年春>ゲンゴロウ
ゲンゴロウ

 梅雨入りは東海地方まで来たところでもたついており、まだ関東に至らない。
 田植えの終わった田んぼの畦道にしゃがんで水の中の様子を観察してみると、メダカの親子、泥から顔を出すドジョウ、足の生えたオタマジャクシ、手足の生えたオタマジャクシ、エビ、タニシ、フウセンムシ、そして得体のしれない生物がいくつか、寝ていたり、食事をしていたり、交尾していたり、日が暮れるまで見ていても飽きない水族館だ。高速で逃げ回るように泳いでいるのはゲンゴロウの仲間だろう。たぶんマメゲンゴロウ(写真上)と、たぶんハイイロゲンゴロウ(写真左下)。そしておまけに、餌を求めて徘徊している奇抜な色形の、たぶんハイイロゲンゴロウの幼虫(写真右下)。目新しい生き物に興味は尽きない。遠くからまたウグイスの新曲が聞こえて来た。ホー、マチュピチュ♪

21/5/25 10:24 OLYMPUS E-M1 Mk2, M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO with MC-14, f5.6 1/1500 ISO1000

前の写真 次の写真


ハイイロゲンゴロウ
ゲンゴロウの幼虫