花の咲くところ常にビロードツリアブあり、今のところ数で他の昆虫を圧倒している。でも侵略とか制圧とかしているわけではなく領土も制空権もなく、ベニシジミやハムシ等との争いもない。槍のように鋭い口吻は専ら吸蜜のためのもので、武器として使用することはない。ミツマタの黄色い花は満開を過ぎて、そろそろ終焉に近づいているが、それでも上質の蜜を豊富に備蓄しているとみえて、ビロードツリアブは槍を差したまま長い間動かなかった。
22/3/24 10:59 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO with MC-14, f5.6 1/5000 ISO1250