雑草の茎や葉裏についている泡のかたまりの正体を見たかった。今日、泡を小枝でつついで泡の主を白日の下に曝すことに成功した。汚いイモムシみたいなものが住人と思いきや、出て来たのは、赤いオムツをしたヨチヨチ歩きの可愛い昆虫だった。アワフキムシの幼虫だ。石鹸のような泡で洗われてつやつやしている。でもこの泡はほとんど排泄物で出来ていると言うから舐めたりしてはいけない。自らの排泄物を泡立てて、その中に住んでいるとは、なんとシュールで素敵なんだろう。こういうアイデアは創造神でないと生まれない。
ひとつぶの水晶玉のようなしずくを、ギンランの花びらの先端にぶら下げるのも、自然なればこそ為せる技。人間の手ではいくら器用でも難しいだろう。
ミツバチを見ない日の連続記録更新中。
例のコゲラの新居は今のところ安泰であることが確認出来た。今日、親が毛虫か何かを咥えて巣穴に入ったのを目撃。孵化した模様。
24/4/28 7:37 OLYMPUS TG-6, 18mm f4.7 1/100 ISO100 w/Flash