舞岡公園を歩く>2024年春>ホトケノザ

 ホトケノザもペンペン草も未明の冷たい雨に濡れていた。やがて気温が上がり雫が蒸発するころには昆虫も目覚め、ハナアブたちが吸密にやってくるに違いない。昆虫のいない静かな朝、勤勉で知られるあの小さな蜘蛛は誰よりも早く起きて、昆虫が通りそうな場所に定置網を仕掛けていた。お尻から無尽蔵に繰り出される糸をたぐるようにして、丁寧に網を編んでいた。
 田起こしされた田んぼにはツグミの数が増えていた。そろそろ集団渡航の準備かも知れない。
 この日の午後、大相撲の歴史に新たな1ページが刻まれた。

24/3/24 8:10 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO with MC-14, f14 1/80 IS0800

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ホトケノザ
ツグミ