舞岡公園を歩く>2024年春>クロオオアリの女王アリ
クロオオアリの女王アリ

 蜂かと思いきやクロオオアリだった。とにかくデカい。日本では最大級のアリだという。交尾のため巣穴を出てきた新女王アリだ。翅があるのは近親交配を避けて巣からできるだけ遠くに飛ぶためと思われる。季節になると一斉に飛びたつ。これに専門家は「結婚飛行」なんて言うロマンチックな名をつけた。オスにも翅がある。女王アリは別の巣から「結婚飛行」してきたオスと交尾する。交尾が終わればオスは死に絶え、女王アリは不要になった翅を抜き落として巣穴を掘りはじめ、新しいコロニーの構築にとりかかる。アリ社会ではワーカーもすべてメスだ。オスは子孫を残すための道具として産まれ、女王アリと交尾をして一生を終える。男女平等なんていう概念のカケラすらない。写真はアオキの葉の上でじっとしていた女王アリ。飛ぶタイミングを見ているのだろうか。オスの飛来を待っているのかな。それとも婚期を逸したか。
 毎日新聞は18、19の両日、全国世論調査を実施し、女性が天皇になることについて尋ねたところ、賛成が81%に上り、反対は10%にとどまった。(毎日新聞HPより)  

24/5/19 9:21 OLYMPUS TG-6, 10mm f3.3 1/50 ISO250 w/Flash

前の写真 次の写真

クロオオアリの女王アリ
クロオオアリの女王アリ