セイヨウオオマルハナバチ登場。白いお尻がトレードマーク。暑さに弱く、主に北海道全域に分布、定着しており、外来種(反社会的勢力)として撲滅運動に曝されている。ここ神奈川県ではまだ数は少ないと思われる。
1992年頃、花粉媒介昆虫としてベルギー、オランダなどから輸入が始まり、温室でのトマト栽培などに使用され、農作物の収穫に偉大なる貢献をしてきた。ところが今では環境省の特別外来生物に指定され、日本生態学会の「日本の侵略的外来種ワースト100」にもリストアップされている。これは我がサラリーマン生活に匹敵するくらい理不尽である。セイヨウオオマルハナバチは繁殖力が強く、日本在来種のマルハナバチと居住場所、好きな花で競合しており、在来種の生命を脅かしている。と言うけれど、無理矢理日本に連れて来られて、さんざん働かされたあげく、反社扱いされるのはあまりにも非人道的で憐れだ。
その一方で、セイヨウオオマルハナバチの花粉媒介能力の高さについては誰も否定できず、現在でも、ある条件下で農業資材としての使用が認められていると言う。この辺の事情が凡人には良く解からない 。
このセイヨウオオマルハナバチは女王蜂だろうか。舞岡公園を拠点に勢力を拡大し復讐する計画かも知れない。複数見かけるようになった時には脅威だ。仁義なき戦いが始まる。
ちなみにハルジオンも「ワースト」に選出されており、図らずも「最悪」の共演となった。
24/4/29 9:04 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO with MC-14, f5.6 1/250 IS0320