舞岡公園を歩く>2025年春>キジ2
キジ

 今日もケーッ、ケーッと元気なキジの声が雨上がりの小谷戸に響いていた。姿こそ見えないけれど、まだどこか近くに潜んでいるのだ。
 警戒心が強いから、もう出会う事は無いだろうと諦めていたのに、この日チャンスは突然やってきた。花の終わったサザンカの生垣の下からいきなり飛び出してきたキジは、舗道を足早に横断し、フェンスをくぐって、菜の花の咲く畑の中に進入した。すでに一か月以上滞在しているから、園内を往来する車や人々に多少慣れて来たのかも知れない。どうぞこのまま、どうぞこのまま、ずっと公園に居て欲しい。いつしか、その鳴き声が春風に乗って未だ見ぬメスの耳に届き、やがて運命の出会いが訪れる事だろう。そう言えばこころなしか、顔の赤い部分が先日よりいくぶん大きくなっている。

上の写真データ:25/4/4 9:03 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F5.6 IS PRO with MC-14, f5.6 1/640 IS0800 -0.3EV

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