公園の南の空に白いストライプが塗られていた。ここは成田空港を離陸した飛行機が上昇しながら西へ向かうルートだ。上海、台北、東南アジア行きの旅客機(あるいは貨物機)がここを通る。舞岡公園を通過する時点で、高度は10,000メートルに達している。その時、飛行機の窓の外の温度は-40℃くらい。だからジェットエンジンの排気ガスが急激に冷やされ、ひこうき雲の発生には好条件となる。
ちなみに反対側、北の空には羽田空港を離陸して西に向かって飛行する旅客機も見ることができるが、舞岡付近ではまだ高度が低いためひこうき雲が発生することは少ない。
紺碧の空に輝くひこうき雲をぼんやり見ていると、かすかな爆音と共に、遠く消えかけていたアクアブルーの思い出がよみがえって来る。そう言えば最近旅行に行ってない。
▲成田から台北に向かうANAカーゴのB767(JA604F)
▼▽ロサンゼルス空港を離陸し、大圏航路を通って日本上空を通過し、上海に向かうチャイナサザン・カーゴのB777-F(B-223G)。飛行する横には、先行する飛行機が残したひこうき雲のかけらが見られる。
▽▼南の空に引かれた複数の白い筋。隙間に入って来たのは香港に向かうドイツの航空会社エアロロジックのB777-F(D-AALC)。
↑Exif: 26/4/3 10:37 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO with MC-14, f10 1/250 ISO640
