新緑輝くショウブの群生の中からカイツブリが出てきた。かなり警戒心が強く、池に沿う園路の人通りを気にしているようだった。対岸の枯れ葦の近くを泳いでいた。潜水を繰り返していたが、やがて葦の茂みの中で特大のザリガニを釣り上げた。そして久々にザリガニの解体ショーを見せてくれた。カイツブリは誰かさんと違ってザリガニをそのまま丸呑みするなんて、はしたないまねはしない。ちゃんと調理して食べる。取ったザリガニを散々水面に叩きつけ、脳震盪を起こしたあたりで解体が始まる。ハサミを落とし、頭を取る。さらに殻も剥がす。この作業を手も道具も使わず嘴だけでやるテクニックがすごい。高級料亭の板さんでも出来ない技だ。それでほぼ身とシッポだけになったところで胃に落とし込む。その透き通った、ふっくらして、ぷりぷりした刺身が遠目にも美味しそうに見えた。
↑Exif: 26/4/9 10:20 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO with MC-14, f5.6 1/2000 ISO640 -0.3EV
