今の時期、桜の花ばかりがモテはやされている。たしかに大岡川の桜並木なんかを見ると、美しすぎて倒れそうになるのだが、同じ時期に咲く梨の花は、これはこれで心を惹かれる。その心を惑わすような純白の花がいい。何と言っても花びらの白い色は恋人の色だ。白い花はたくさんあるけれど、梨の花は特別である。
きょう梨の花が咲いていた。咲けば虫たちもやって来る。白い花びらに色を添えるメタリックブルーはヒナルリハナカミキリ(雛瑠璃花噛切)だ。おしべを座布団代わりにして横になっているのはコメツキムシの仲間らしい。そしてどんな花にもやって来る、しましま目玉のひょうきんものツマグロキンバエ。みんな白い花を愛している。
もうすぐ梨園では人工授粉が行われることだろう。秋には瑞々しい大きな浜なしが収獲される。楽しみだ。
↑Exif: 26/4/5 9:58 OLYMPUS TG-6, f4.9 1/500 ISO100 18mm w/flash
