落ち葉の吹き溜まりで、ゆっくり動く生物はセミの幼虫だった。目は白く体も小さく、一目で未熟だとわかる。セミの一生は長い。羽化は来年かもっと先だろうか。動きは鈍く、だいぶ弱っているみたいだ。土の中に戻したがこのまま成長できるかどうかわからない。なぜ地表に出てきたのだろう。これも春のちん事。
▼▽土に戻す前に休憩所の腰かけの上にのせてじっくり観察してみた。体形はアブラゼミのようだが、調べてもセミの種類は判明しなかった。
▽▼一方、木の幹で冬の衣装を脱ぎ捨て、無事羽化に成功したオオナギナタハバチ(たぶん)。白い光の中に山並みは萌えて、遥かな空の果てまでも君は飛び立つ。セミと違って蜂は完全変態。サナギ卒業おめでとう。翅が緑色なのは羽化直後のせいだろうか。しばらくするとカメラの接近に気づき、スタスタと逃げるように木を登って行った。まだ飛べないみたいだ。
↑Exif: 26/3/29 8:00 OLYMPUS TG-6, f4.5 1/50 ISO800 8mm

