
稲の苗が伸びてくるとそこを棲みかにする生き物が現れる。イトトンボもそのひとつ。でも苗の森の中に全長3センチのイトトンボを見つけるのは至難の業である。最近は視力低下に加えて、眼球の中に他のイトトンボが泳いでいるからやっかいだ。でも必ずいると信じて探すことが肝心。そして探し当てた。アオモンイトトンボのメスは炎色なので比較的みつけやすい。そこにオスが近づいてくると翅を垂直に立て意味ありげなポーズをとった。これはいったい「おいでおいで」か「むりむり」か。オス(下の写真)の方もこれに応えてサインを送っているようだが、僕らにはわからないボディランゲージだ。しばらく観察していたが何も起こらなかった。
*アオモンイトトンボのメスの色はこの色に限らないようです。
18/7/16 11:28 OLYMPUS E-M1 Mk2 M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO, f4 1/640 ISO200

