
夏は葉が繁っているため野鳥を発見するのが難しい。その緑色のドームの中にいつか聴いた美しい鳴き声が響いていた。首が痛くなるほど天を仰いでしばらくその歌声を追ってみると、視力の限界と思われるほどはるかかなたに、枝から枝へ風のように移動する小さな影が見えた・・・ような気がした。空目だろうか。"seeing is believing" と言うけれど、最近自分の目の中にも蚊が飛んでいるので自分の目を信用できない。捜索をデジカメに託すと、果たして超望遠レンズが捕らえたのは久しぶりに見るキビタキの姿だった。
19/6/18 7:10 OLYMPUS E-M1 Mk2 M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14, f6.7 1/250 ISO1000
