舞岡公園を歩く> 2021年夏>イシノミの仲間
イシノミ

 下を向いて腰を落とし、倒木の表面に顔を近づけて、あまり人に見られたくない格好で粘菌(変形菌)を探している粘菌生活者は、いままでお目にかかれなかった意外な生物に出会うことになる。情報が少ないのでイシノミ(石蚤)の仲間ということだけしかわからないが、この虫は古代昆虫で数億年前から地球上に棲んでいるという、いわば陸のシーラカンス。全長は15㎜くらいで、昆虫なのに翅が無い。アリなどのように進化したあと退化して翅が無くなったのではなく、まだ翅をつけるまで進化してないのだ。藻類を主食として、じめじめした朽ち木の表面などに棲んでいると言うから、まさに粘菌と同じ環境だ。とくに珍しい昆虫ではないが、暗い環境の中で暮らす小さな虫だけに人目に触れる機会は少ないだろう。でも「粘菌生活者」はこれを簡単に見つける。

その後、オカジマイシノミらしいことがわかった。

21/8/19 7:53 OLYMPUS TG-6 w/FD-1, f=14mm f4.1 1/80 ISO100

前の写真 次の写真


ルリ