子供のころからアマガエルと言えばミドリ色であった。そんなの常識だった。アマガエルの体色が変化すると言う話は聞いことがあったけれど、せいぜい色の濃淡が変化するぐらいで、たいしたこと無いだろうと思っていた。ところが、これが多羅尾伴内も仰天するスゴ技であることが最近わかった。写真で比べてみるとその変化の度合いが如実にわかる。背中に現れる迷彩模様も色もバラエティに富み、まるで別の種類のカエルみたいだ。日焼けサロンに行ったみたいに、全身こげ茶色になったアマガエルは、虹彩まで丸コゲになっていた。いったいどういう仕掛けになっているのだろう。
今日も外は殺人的猛暑のため、まだ死にたくないので、公園でのフォトハンティングは諦めて、古くて音が大きくなったエアコンの涼風にあたりながら、アマガエルの写真を眺めるのであった。
22/7/23 6:49 OLYMPUS TG-6, 10mm f3.3 1/50 ISO100 w/FLASH