昨日のまとまった雨で永い眠りから覚めた変形菌の変形体。フラクタル理論みたいな幾何学模様を描きながら刻々膨張するように移動している。先端の枝葉末節部分はそれぞれ勝手気ままに動いているように見えるが、実は稲妻全体が一つの細胞である、つまり大きめのアメーバ。その周りにはチョウチンホコリの子実体の大軍勢が迫っていて、稲妻の網目の部分にまで侵攻しているから、この稲妻はチョウチンホコリの子実体になる前の変形体かも知れないが、そうでないかも知れない。答えは時間が経ってから来て見れば、きっとわかるだろう。
右下の写真がそのチョウチンホコリ子実体のアップ。
22/7/27 9:23 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 60mm F2.8 MACRO, f22 1/60 ISO1000 w/FLASH