ハンノキの幹に小さい白い粒があった。マクロ写真ではバフンウニのように見えるが、実はミドリシジミの卵で直径0.8mmくらい。数えると50粒以上ある。来年はあの美しい蝶がたくさん見られるだろう、なんて思ったら大きな間違いで、やがて芋虫になり、蛹になり、蝶になる確率は1パーセントくらい。この卵たちの中から一頭でも出ればめっけもんだ。自然界には厳しいハードルがたくさんあり、あのライオンでさえ生存率二割と言われている。人間の生存率は高い。7月11日は世界人口デー。
22/7/10 9:57 OLYMPUS TG-6, 18mm f4.9 1/100 ISO100 w/FLASH