期せずしてまた青いサワガニと出会った。今月15日に見た青いサワガニは左足が一本欠けていたがこれは八本健在である。しかしこの小川の同じ場所に青いサワガニが二匹いるとは考えにくい。そこで今日のサワガニと15日のサワガニをじっくり比較してみた。良く似ている。甲羅の細かい輪郭や青のグラデーション、左右のハサミの大きさなどはそっくりである。ところが15日に見られた甲羅についた水垢のようなシミは、23日にはクレンザーで磨いたように綺麗になっており、足の節々に染み込んだ汚れはハイターでつけおきしたように真白になっていた。一般に足の再生は脱皮のタイミングで行われる事が知られている。青いサワガニはこの一週間の間に脱皮したのである。
23/8/23 8:43 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO with MC-14, f5.6 1/125 ISO6400