小川沿いの道で、たまにしか会えないタマムシに出会った。翅にちょっと皺がよっていたが、それでもその美貌にはときめくものがある。タマムシとクジャクの羽根は神様が人間を楽しませるために創造した、と言う話を本気で信じたくなる。そう考えた方が合理的であり、進化論をこねくり回すよりわかりやすい。神様はいないかもしれないけれど、神様に相当するような知力とパワーを備えた何かが、宇宙を超えた何処かに存在すると考えることに問題はないだろう。そう仮定すれば生命の謎も宇宙の起源もすべて解決する。今日が独立記念日のアメリカでダーウィンの進化論を信じている人は1/3にすぎないと言う。
玉虫の光残して飛びにけり 高浜虚子
23/7/4 8:28 OLYMPUS TG-6, 9mm f3.2 1/50 ISO100 w/Flash
