普通によく見かける白い蛾だと思っていたら、パタパタと翅を動かすその下に赤いボデイが見えた。肢も赤い。これが翅を閉じてじっとしていると赤い部分はすっかり隠れて確認できない。赤は毒があることを示す警戒色ということになっているが、この蛾は毒蛾だろうか。毒がないのに赤い虫、すなわち似非警戒色の虫もたくさんいるので食べてみないと確かなことはわからない。毒があっても無くでも白と赤に黒いドットは綺麗だ。これはオビヒトリという種だと思う。鱗粉がかなり剥がれ落ちており、だいぶ弱っているようだ。
上の写真データ:24/8/20 9:09 OLYMPUS TG-6, 13mm f3.9 1/60 ISO100 w/Flash