雨が無く池の面積は日々小さくなっている。上空には水分があることを証明するように、北の空を西へ向かう旅客機が虹色の飛行機雲を吐いた。
ふつう飛行機雲はエンジンの排気によって細い筋のように発生することが多いが、たまに飛行機全体から出ることがある。そういう時、飛行機雲は太陽光を微妙に反射して虹色に輝く。久々に見た。
雨の無いときは、夏をあきらめて、自然から目をそらし、飛行機雲を眺めるのもいい。飛行機にはまだ少し夢を感じる。
このまま君とあきらめの夏♪
▲高度3,600m、速度640km/hで大分に向かうJAL667便。ボーイング737-846 (JA331J)
▼高度13,000m、速度900 km/hで日本列島上空を通過する、10時間前にロサンゼルスを発って、上海に向かうアトラス航空の輸送機。ボーイング747-46NF (N452PA)
↑Exif: 25/8/29 14:58 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO with MC-14, f10 1/800 IS0200