"毛虫"という名前ひとつで片づけるには忍びない、体じゅうトゲ(毛ではなく明らかにトゲだ)だらけの、どっちが頭だかわからない、そして背中に奇妙な幾何学的反復模様を施した、パラレルワールドからやって来たような生き物と出会った。未知との遭遇にはいつも興奮する。それが動いた時、ちょっと頭を持ち上げたので、初めて紅い目印のある方が頭だとわかった。正面から見て目のように見えたのは実は仮面で、その仮面の下に本物の茶色い顔が覗いた。凝りに凝ったかぶり物である。
あとでわかったのだが、このトゲには毒があり、刺されると大変なことになるらしい。触らなくて良かった。それでなくてもこの変な虫を素手で触りたいという人はあまりいないと思うが。
↑Exif: 26/8/5 8:05 OLYMPUS TG-6, f4.9 1/100 ISO100 18mm w/flash

