
寒さが少し緩み氷の消えた池には葦の影にカルガモ、コガモが数羽首をすくめて浮かんでいた。田んぼの脇にはホトケノザがたくさん咲いている。
湿地にはクイナがいたが、最近頻繁に見られるためか人気薄で、同時に遊歩道の反対側に登場したアリスイに観客を持っていかれ、クイナの周りに人はまばらだった。本日のカメラマンは20人ほどで鳥シーズンの週末にしては少ない。クイナは敷き詰められた枯れ葦の上でしばらく何かをつついていたが、ふと首を上げると用事を思い出したかのように足早に茂みの中に消えてしまった。急に風が強くなった。
21/1/16 9:04 OLYMPUS E-M1 Mk2, M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO with MC-14, F6.7 1/250 ISO320 -0.5EV

