昆虫の世界では冬の風物詩的な存在になっているフユシャク。蛾だと言うのにメスには翅が無い。だから飛ぶこともなく、オスが訪れるのをひたすら待つ。行ったり来たりすれ違いの恋ならいつまでも待っていた方が良い。どっかで聞いたことがある。
じっとしている上に小さくて(8㎜~12㎜)、保護色だから人間にとって見つけるのは極めて難しい。ひと冬に一度も会えないことだってある。それがきょうは養老孟司みたいな人々からのアドバイスもあって、メスのフユシャク三個体に会うことが出来た。すべてナミスジフユナミシャクだと思う。
訂正:上の写真、右下の写真はイチモジフユナミシャク。左下はナミスジフユナミシャクでした。Aさん、ご指摘ありがとうございます。
23/1/9 12:34 OLYMPUS TG-6, 11mm f3.6 1/200 ISO100 w/FLASH