冬の華、長くつづく垣根に山茶花が咲き誇っていた。小さな蕾をたくさんつけているから、これから最盛期を迎えるのだろう。今年はとくに花が多い。紅い花びらの中で金色に光っているのは、成虫のまま越冬すると言われるホソヒラタアブだ。寒いのに元気に活動している。こういう愛すべき虫がいればこそ、山茶花も咲いた甲斐があると言うものだ。
おまけ(右下)は、冬を代表する昆虫のひとつ、クロスジフユエダシャク。12月、地面から1メートルくらいの空間にヒラヒラ舞っているものを見たら、ほぼこいつだと思って間違いない。鳥の貴重な栄養源でもある。
22/12/15 10:06 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO with MC-14, f6.3 1/400 ISO200