舞岡公園を歩く>2023年冬>アオジ2

 小型で飛翔も上手いのに、どういうわけかアオジは木の枝より大地が好きらしい。そして餌は圧倒的に地面に求める。地面に落ちた小さな種子がお好みのようだ。仲間と一緒にいつも地面を突いている。畑でも田んぼでも、人通りのある園路でも舗装された道でも突いている。今日は低温で白くなった田んぼに10羽ほどのアオジが採餌していた。霜のついた種子をそのまま口に放り込んでいる。これはアオジだけの生活スタイルかも知れない。あのやかましかったスズメの団体もどこかに消えてしまった。アオジの独壇場である。カラスが低空で飛んできて、面白半分に威嚇したが、場所を少し変えるだけで怯むことはなかった。そしてまた小さく跳ねながら、自然冷凍された御馳走をひたすら探し求めていた。

24/1/26 8:38 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO with MC-14, f5.6 1/640 ISO1000 +0.7EV

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アオジ
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