舞岡公園を歩く>2023年冬>カワラヒワ

 薄着のため冷気が身にしみる朝、しばらくの辛抱だ、日が昇れば暖かくなる。
 二十羽ほどのカワラヒワがまわりで最も高い木に上がり、さらにその枝の頂点に立ってご来光を拝んでいた。拝みながら木の芽をつまみ食いしているので御利益は期待できそうもない。朝のお勤めが終わると木の葉が散るようにパラパラ地上に降りてきて、こんどは落ちた種子などを拾い食いしている。そしてまた何かに驚いたように一斉に飛んで木の枝に戻る。これを繰り返し、7時半ころになるとどこか別の場所に飛び去って行く。気ままな団体旅行のようだが、明日の朝また必ずここに来て頂上からご来光を拝む、それが日課になっている。

24/2/15 6:58 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO with MC-14, f5.6 1/640 ISO400

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カワラヒワ
カワラヒワ