舞岡公園を歩く>2023年冬>タシギ

 タシギはまだ人間に対する警戒心が強く、畦道を散歩する人影に反応して素早く跳ねあがって逃げる。それはシャンパンの栓のように勢い良く飛んで、10メートルほど離れた所に着地すると景色に溶け込んでしまう。しかもサクラセブンズの原わか花選手みたいに足が早いときている。そのため何度も撮り逃がしていたフシギなタシギだが、今回やっとカメラにその全貌を閉じ込めることが出来た。これに対して野生動物として堕落の一途をたどる間抜けなコジュケイは、今日も人間の足元をノコノコ歩いていた。タシギの爪の垢を煎じて飲ませたい。

23/12/22 11:25 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO with MC-14, f5.6 1/750 ISO400

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