舞岡公園を歩く>2025年冬>モズのはやにえ(鵙の早贄)
モズのはやにえ

 小枝はイナゴの胸を貫通していた。犠牲になったのはコバネイナゴだろうか。公園の敷地の南側を勢力圏とするメスのモズの仕業である。体液が流れ出て、口が悔しそうに動いている。冬の日差しの下、たちどころにひものになるだろう。モズのはやにえは餌が獲れない時のための保存食と言われているが、この手の話はあまり信用できない。単に口直しではないだろうか。活〆の刺身ばかりでは飽きる。
 公園はモズの雌雄によって南北に二分され、昨シーズンと同じ勢力図になっている。北側を支配するオスより南のメスの方が活発でハンティングシーンが良く見られる。オスは人馴れしていて、なかなか逃げない。そして女性的である。前と同じ個体かも知れない。その人相(鳥相)からも推察される。
 ▼獲りたてのイナゴを枝に刺しているメスのモズ。
 ▼オスの顔のアップ。モズ独特の嘴の形状が良く解かる。アレに似ている。

 風になほ命ある如鵙の贄 稲田汀子
 十字架のイエスもかくや鵙の贄 鷹羽狩行

↑Exif: 25/12/15 9:50 OLYMPUS TG-6, f4.5 1/250 ISO100 8mm w/Flash

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モズのはやにえ
モズ