舞岡公園を歩く>2025年冬>愛嬌を振りまくカワセミ
カワセミ

 また師走が来た。すぐ来る。
 誰彼なく愛嬌を振りまいているカワセミ。今、他の鳥が少ない事も手伝いカワセミが人気だ。美貌では誰にも引けを取らないカワセミが役者になりきっている。本格的な冬にはまだ遠い、ほど良く色合いを残す背景と、一陣の風と共に枯れ葉の降り注ぐ舞台で、カワセミは国宝していた。
 人間を恐れず近くの杭ににとまり、何かを待ち構えているような瞳でポーズする。池を一回りするとまた近くにやって来る。何度でもやって来る。人に媚びを売っているようにも見える。金魚か何かで誘えばかんたんに手のひらに乗って来るだろう。先日小さな昆虫をたべていたアオサギのように、人に馴れ馴れしくなった野生の生物は飢えていることが多い。魚が少ないのかもしれない。
 餌が無いのを訴えるかのように、ジャンプ一番、池に飛び込むと、黄色い落ち葉をそのするどい嘴に差して、取り巻きのカメラマンたちにかざして見せた。

↑Exif: 25/12/1 10:19 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO with MC-14, f5.6 1/800 IS0400 +0.3EV

前の写真 次の写真

カワセミ
カワセミ