池の水は少ないけれどカワセミの動きは愈々活発になって来た。池が小さくなった分、行動半径が否応なく狭くなって、カワセミは限られた空間を飛びまわっていた。これだとカワセミを捕捉しやすく、カメラマンには好都合である。おかげで今日は久々にダイビングのシーンも撮れた。
日照りの続く夏、かろうじて残っている貴重な水産資源を確保しようと、見知らぬカワセミが領空を侵犯して来た。下の写真では仲良く並んでいるように見えるが、実は和平交渉のような一触即発の状況で、互いに権利を主張し合っている。この直後に宣戦布告、空中戦が始まった。しかし形勢は一方的で、この池を先に占拠していた若い娘のカワセミの楽勝だった。みごとな領土防衛に拍手。
今、カワセミ嬢が明るい表情で躍動している。
↑Exif: 25/9/3 6:43 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO with MC-14, f5.6 1/800 IS04000 -0.7EV
