異常気象に見舞われるときは、思わぬ所で思わぬものに出くわすチャンスでもある。果たして、畑に沿ってちょろちょろ流れる小川に異次元の巨大な蟹が出現した。アブラゼミをハサミで掴んでまさに食べようとしている。実は日本古来から食用として重宝されているモクズガニという淡水の蟹らしい。本来夜行性のため人目につくことは少ないと言う。このモクズガニ、セミの体長を3.5cmと仮定すると甲羅の幅は約10cmくらいと推測されるから同種の中でもかなりデカい。このデカさは狭い路地を走り回るランクルのごとく、このせせらぎには似合わない。ここはサワガニとかザリガニ程度がいいのだ。
この小川、ひょっとして、まだ他に突拍子も無い生き物がたくさん潜伏しているかも知れない。
18/8/15 9:13 OLYMPUS E-M1 Mk2 M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO, f4 1/160 ISO6400